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払い下げJR貨物列車の貨車撤去処分の見積り。

鉄骨組み架台の上2階の床高に貨車2個を、くっつく側面を各々取っ払って並べて据え付け、2個の広さの部屋として使っていた物の撤去。貨車1個は長さ8.8m×巾2.6m×高さ2.9m、重量が11.8トンもある。現場で切断するとなると、なにせ底板の下にゴツイ鉄がいっぱい付いてるので相当の手間・費用がかかる。試しに切断のプロに見させると費用45万という。丸ごと運んだ方が安く付く!
さあ、これを運べるかな~、先ず思いつくのは重機運搬のトレ-ラ-で、早速取引先に問い合わせると、貨車は底板の下に突起(30cm程)が出てるので専用の運搬車があるからそちらに頼んだ方がいいですよ、との答え。ならばJRお抱えみたいな日通(日本通運)ならその専用車があるだろうと問い合わせると、あの部署この部署、子会社のとたらい回しにされたあげく数日後に「ちょっと無理です。」と断ってきた。他も捜すがダメで、結局最初の取引先に頼み込んでトレーラーに枕木でかさ上げして載せて運ぶことにする。
さて次に、こんな大きな物を持ち込める取引先のスクラップ工場を4、5所当たり、1ヶ所がOK。ただ工場で切断しなければならず、やっぱり底板の下が大変。貰うスクラップ代から切断費控除も止むを得ない。
まとめると、貨車と架台との溶接-ガス切断費5万、レッカー費9万、運搬費9万、スクラップ代 -36万(18トン見込み)。差引きすると結局当社が13万お払いすることになる??
でも大丈夫、前面2階建て店舗も解体撤去し、83坪の敷地全部を更地にするのだよ―~。