女子マラソン,フィギュアスケート,相撲にゴルフに男子バレーとスポーツ花盛りの昨日曜日、“芸術の秋”を楽しみに奈良に出かけました。
豊かな色彩と幻想に満ちたシャガールの作品は、世界中の人々に親しまれています。恋人たちやロバ・羊、花束といったモチーフは、いずれも深い愛情にあふれ、生命の喜びと平和への希望を人々に抱かせます。Chagallは1887年ロシア(現ベラルーシ)に生まれ、1985年まで何と97歳の長寿です。20歳~23歳まで美術学校に学び、24歳でフランス・パリに出てアトリエにて学び、5年後にはロシアの若い芸術家たちの先導者の一人と目されました。そして32歳の時に美術学校を開設しました。素描画,油絵だけにとどまらず、舞台装飾,銅版画,教会のステンドグラスまで創作しました。
何と新しくステンドグラスの創作を始めたのは70歳を過ぎてからです。世界大戦をまたいで97歳までエネルギッシュに創作し続けた偉大な画家―創作家に感嘆し、若輩の私などまだこれからだという思いにかられました。
すぐ近くの、鹿群れ・紅葉する奈良公園、圧倒的な威容を誇る東大寺・奈良大仏も参拝し、大満足で帰途につきました。12月16日までやってますので興味ある方はお出かけください。展示数120点、見ごたえありますよ!
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