昨年1年間ずっと高めだった『鋼材価格』が、年明けからさらに上昇を続けている。
主な要因は、
①海外需要の増加―特に韓国・中国需要
②原料となるスクラップ材の減少―国内の鉄骨解体物件の減少
③製品化コストの上昇―原油・石炭・鉄鉱石価格の急騰
ということのようだ。“スクラップが不足している”― 我が社へも「ありませんか?」と大きな引受け工場から電話がある。スクラップ材引取り価格はトン当り4万を超える。2年前までは2万5~6千/トンだったのが、今は史上最高値である。
従って鉄骨造建物の解体費はその分少し安くなる ― 片や建てる方は高くなる。鉄骨造・鉄筋コンクリート造の建築費は1~2割程アップせざるを得ないでしょう。
建てる方も請ける方もご注意召されよ!!