↑写真はガレキの中に取り残された生徒の救助活動を行う友人→クリックしてネ
マグニチュード7.9、2段階に分けて250kmにも及ぶ断層のずれが起こり、地震規模(破壊力)はあの「阪神大震災」の20~30倍にも当るという激震が発生してから3日が経つ。広い範囲で道路が寸断され、さらに雨と余震で救助作業が遅れているようだ。災害発生後72時間以内に救助できるか否かが“生死の分岐点”というから被災者の安否が心配だ。死者は「阪神大震災」で6400人超であったが、14日時点ですでに14,000人超、発表された主な所の生き埋めの数でも25,000人となれば膨大な死者数になりそうだ。
問題なのは被災地四川省がチベット自治区の隣で、3月にチベット族暴動が起きた場所を広範囲に含むこと。救援車両にも増して公安車両が多く出動してるというのは如何なものか?警備するよりガレキの一つをどけてくれ、警備車両より欲しいのは重機(ユンボ)だ。解体工事の橋本組が行けるものなら行ってあげたい。社会不安を抑える人心安定策も重要であるが、中国政府も人民も先ずは刻一刻を争う『被災者救援』を、『人の命』を優先して懸命な救助活動をして欲しいと切に願う。